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国際交流基金ライブラリーにて、谷川俊太郎氏 追悼展示(12/3~12/27まで)

#展示

戦後日本を代表する詩人であり、国際的にも評価されてきた 谷川俊太郎 氏が先月13日に逝去されました。
やさしい日常的なことばを用いたリズミカルな谷川氏の詩は、英語、中国語、フランス語、ドイツ語など二十数か国語に翻訳され、詩集は50冊を超えて、外国でも広く親しまれてきました。
谷川氏は、長年にわたり詩作を通じて国際相互理解の促進に貢献し、今後のさらなる活動を期待されて、2019年度には国際交流基金賞を受賞されました。
基金賞受賞の際のインタビューでは、自身の作品が翻訳され、世界中の人々に読まれていることについて語られています。
「色んな国の言葉に翻訳されて、世界的に私の詩を読んでくださる方がいらっしゃるということがすごく嬉しいわけですね。ですからこれからもずっと日本語で詩を書き続けていきたいと思っています。」
国際交流基金においては、1984年に日本文化紹介のためにアメリカの短期派遣者として携わっていただいて以来、詩や音楽を通じて様々な国際交流の機会を一緒に創出し続けてくださいました。
国際交流基金ライブラリー(東京)では、外国語に翻訳され海外で読まれてきた谷川氏の著作と共に、氏が残してくださった言葉を紹介するささやかな展示を開催し、哀悼の意を表したいと思います。(12月27日まで)

場所:国際交流基金ライブラリー(国際交流基金本部オフィス1階)
アクセス:国際交流基金 – アクセスマップ(本部) (jpf.go.jp)

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