第62回ボローニャ国際児童図書展に出展します。
#お知らせ国際交流基金(JF)は、日本国際児童図書評議会(JBBY)との共催により、2025年3月にイタリア・ボローニャで開催される、第62回ボローニャ国際児童図書展にブースを出展します。JF・JBBY共同ブースでは、最新作からロングセラーまで幅広いジャンルの絵本と児童書の展示や、さまざまなイベントを通して、日本のこどもの本の魅力を世界に紹介します。
1. ボローニャ国際児童図書展(Bologna Children’s Book Fair)とは
イタリア、ボローニャで毎年春に開催される児童書専門のブックフェア。1964年に創設され、児童書分野の図書展では世界最大。絵本や児童文学の作家、イラストレーター、出版関係者、編集者等、子どもの本に関わる人が世界中から集います。第62回となる2025年は、約90か国・地域から1,500の出展が予定されています。
【第62回ボローニャ国際児童図書展】
会期:2025年3月31日~4月3日
公式ウェブサイト:www.bolognachildrensbookfair.com
2. 国際交流基金(JF)・日本国際児童図書評議会(JBBY)共同ブース(Hall 29 C15)での展示内容
(1)最新の絵本/What’s New?(14点)
2023年以降に出版された日本の絵本
(2)幼児向け絵本/For Infants and Very Young Children(26点)
長く読み継がれているロングセラー13点と、2010年代以降に刊行された絵本13点。
(3)読み物・小説/Chapter Books & Novels for Young People(12点)
2021年にJFとJBBYとの共催で作成した翻訳推薦著作リスト(児童書編)“Lifelong Favorites”から6点と、2023年以降に出版された新しい本6点。
(4)国際アンデルセン賞・日本の候補者の作品/HCAA 2026 Nominees from Japan(10点)
2026年国際アンデルセン賞・日本の候補作家である富安陽子さんの作品5点およびあべ弘士さんの作品5点
(5)イラストレーターのポートフォリオ展示
日本のイラストレーターによるポートフォリオ
その他、ボローニャ国際児童図書展会場内やブースにて日本の本を紹介する様々なイベントを行います。イベントの詳細については、こちらをご覧ください。
次世代共創パートナーシップ-文化のWA2.0-(国際交流基金 – 次世代共創パートナーシップ-文化のWA2.0-)の一環として、シンガポール、タイ、ベトナム、マレーシアと絵本を通じた交流を促進するためのイベント「アジアの風-東南アジアの国の絵本」(“Winds from the East”: A Selection of Picture Books from Southeast-Asian Countries)も行います。