東南アジア5か国から日本文学の翻訳者と編集者計9名を招へいします。(2025.11.17~11.26)
#お知らせ#東南アジア日本文学翻訳者・編集者招へい2025JF(国際交流基金)は、2025年11月、インドネシア、タイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマーの5か国から、日本文学の翻訳者5名・編集者4名を招へいします。
日本滞在中は、専門家によるレクチャーや、日本を代表する作家との交流、出版社や書店への訪問等を通じ、現代日本文学や文芸翻訳、日本の出版制度や最新図書事情について理解を深める機会を提供します。また、翻訳者はワークショップや座談会への参加により、それぞれの国における次世代の翻訳者育成に向けた取り組みや、これからの日本と東南アジアの文学交流について、互いに意見を交わす機会があります。
今回の招へい事業を通じて、日本の文芸作品の翻訳・出版に関する専門的な知見を深めるとともに、日本の出版関係者、専門家や、翻訳者・編集者の間のネットワークを築き、今後の東南アジア地域における日本の図書や文学を通じた交流の基盤ができることを目指します。

参加者一覧
翻訳者
- Andry Setiawan(インドネシア)
- Asri Pratiwi Wulandari(インドネシア)
- Geywalin Likhitvidhayavuth(タイ)
- Luong Viet Dung (ベトナム)
- Mohamad Basil Hazman Bin Baharom(マレーシア)
編集者
- Supalak Auntonna(タイ)
- Khuc Thi Hoa Phuong(ベトナム)
- Zalila Isa(マレーシア)
- Maung Day(ミャンマー)
滞在プログラム
プログラム期間:
(翻訳者)2025年11月17日(月)~26日(水)
(編集者)2025年11月17日(月)~23日(日)
主なプログラム内容
レクチャー
1.講師:由尾瞳(早稲田大学教授)
2.講師:ピタルク・パウ(早稲田大学准教授)
3.講師:樋口清一(日本書籍出版協会専務理事)
4.講師:倉本さおり(書評家、法政大学専任講師)
ワークショップ・座談会(※翻訳者のみ)
1.ワークショップ講師:米田雅早(日英翻訳家)、由尾瞳
2. 座談会モデレーター:福冨渉(タイ文学研究者、タイ語翻訳家)
作家交流(五十音順)
1. 伊坂幸太郎
2. 松田青子
3. 柚木麻子
出版社・書店訪問
1. 講談社
2. エトセトラブックス
3. ポプラ社 他
関係者とのネットワーキング交流会
(以上、敬称略)