竹森 ジニーGinny Tapley Takemori
イギリス出身で、現在日本を拠点に英語への翻訳家として活動する竹森 ジニーさん。文芸エージェントや出版社での勤務の後、日本語作品の翻訳を始め、翻訳家としてはこれまで村田沙耶香『コンビニ人間』や中島京子『小さいおうち』など数々の日本文学の英語に翻訳してきました。翻訳が特に難しかった作品・作家や、文芸翻訳のやりがいなど、竹森さんの仕事に迫るインタビュー。
インタビュー動画
※2022年10月28日公開
プロフィール
竹森 ジニー(Ginny Tapley Takemori)
英国出身、2002年より日本在住。多くの近現代日本文学の翻訳を手がけている。村田沙耶香著『コンビニ人間』(Grove Atlantic及びGranta、2018年)は、2020-2021リンズリー&マサオ・ミヨシ賞を受賞。主な訳書は、中島京子著『小さいおうち』(Darf Publishers、2019年)、村田沙耶香著『地球星人』(Grove Atlantic及びGranta、2020年)、中島京子著Things Remembered and Things Forgotten(共訳、Sort of Books、2021年)。最新の訳書は、村田沙耶香著『生命式』(Grove Atlantic及びGranta、2022年)。

© KIT NAGAMURA
インタビュアー:金原瑞人(かねはら みずひと)
1954年岡山市生まれ。法政大学教授・翻訳家。訳書は児童書、ヤングアダルト小説、一般書など600点以上。訳書に『不思議を売る男』(偕成社、1998年)、『青空のむこう』(求龍堂、2002年)、『パーシー・ジャクソン・シリーズ』(共訳、ほるぷ出版)、『ブラッカムの爆撃機』(福武書店、1990年)、『国のない男』(NHK出版、2007年)、『月と六ペンス』(新潮文庫、2014年)、『彼女の思い出、逆さまの森』(新潮社、2022年)など。エッセイ集に『翻訳はめぐる』(春陽堂書店、2022年)など。日本の古典の翻案に『仮名手本忠臣蔵』(偕成社、2012年)、『雨月物語』(岩崎書店、2012年)など。ウェブサイトはhttp://www.kanehara.jp/

写真:根津千尋